茶の建築と庭。

新聞に高速道路の標識のニュースが出てた。
高速道路の標識に使われてるフォントが
変更になるみたい。

これまでは、長い間、公団ゴシックって呼ばれるフォントが
使われてた。独特のバランスと思い切りの良い省略。
それが、ヒラギノっていうフォントに変わる。
ヒラギノ。macを使う人にはおなじみ。mac os に標準で
ついてくるフォント。

　↑　左が公団ゴシックで右がヒラギノ。

ヒラギノ、シンプルですっきりしてて、好きなフォントです。
若干無骨な公団ゴシックが消えるのは寂しいですが、
ヒラギノだったら許せます。


ところで、最近、こんな本を手に入れた。
もう40年以上前に出版された本。

　↑　茶室や庭の図面や解説がされてる。

表紙や装丁はとっても立派ですが、
内容も、ものすごく立派です。

　↑　茶室の軒先のディテール。

もちろん、手描き図面です。

　↑　やっぱり手描きは美しい。

今の時代なら、間違いなくCADを使うところですが、
当時は烏口とかを使って描いたはず。

図面の重みというか、存在感が違います。
こんな図面が百ページ以上に渡って続きます。

茶室も茶庭も、作りたくてもなかなか機会がありません。
けど、ちょっとした納まりや、空間の作り方を、
学ぶことは可能です。

最近、なんだか、茶の空間がとっても気になります。


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