2009年9月29日火曜日

もう泊まれないホテルの話

去年の夏に伊豆の一碧湖にある「一碧湖ホテル」に宿泊。
プールがあって、こじんまりじた中庭があって、
客室はある程度広くて。
ちょっとしたリゾートホテル気分を味わえる。

規模がそれほど大きくないので、何となく落ち着きがあって、
家族で出かけるには良いなあ、って思ってました。


前回宿泊したときに、今度は秋に来て見よう、って
話をしていたのを思い出し、何気なくホテルのHPを見ると、
「閉館のお知らせ」が。

残念ですね。昨日のデニーズ逗子店もそうですが、
残っていて欲しいお店やホテルって、何故か無くなってしまう。


 ↑ これは、北海道の小樽にある旧小樽ホテル。

かつて、大学の授業で、旧拓殖銀行の建物を、
建築家ナイジェル・コーツの設計でリノベーションしたという
「小樽ホテル」のスライドを見た。

どうしても一度泊まってみたい。
高額の宿泊料をバイトで稼ぎ、緊張しながらホテルへ。
世界の港をモチーフにした室内は、
貧乏大学生にとっては未知の世界。

銀行時代の大きなホールは、レストラン。
カウンターがあったところには、長い長い水槽。

寝るのがもったいない、なんて思いながら過ごした記憶が。

「小樽ホテル」は、ずいぶん前に閉館し、美術館になったり、
ホテルに戻ったりしているみたい。
でも、あの当時の「小樽ホテル」は、もう泊まれない。

それにしても、宿泊料が高かった。
いまだに、「小樽ホテル」より高いホテルに泊まった事がありません。

素敵な思い出です。



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