2012年10月9日火曜日

手刻みの良さ。

木造建築物の柱や梁、今はほとんどが
工場でのプレカット。
前もって、工場などで継ぎ手や仕口を
機械加工してしまう。

大工さんが、墨壺片手に
墨をつけて、ノコギリで切断し、
ノミで加工する、なんて事は
今や、絶滅寸前の作業。

ま、もちろん、現場で全く加工しない訳じゃ
ないのだけど。


今日、建前の風景に出会った。


 ↑ 神社の隣のお寺。

大きな松の梁が、何やら日本的。
これは、プレカット工場ではなくて、
大工さんの加工場で刻んでる。


 ↑ 1階の梁組完了。次は二階の柱。

部材が一本でも足りないと大変なことに。
誰かが言ってたけど、
木造建築は、骨組みの状態の時が
一番美しい。

たしかに、これで、屋根の下地まで完了したら
綺麗だろうなあ。

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