2010年8月3日火曜日

木が見える生活。

数日ぶりに事務所へ戻り、
鉢物の植物に水をたっぷりと。
花を活けて、通常モードスタート。

見学会で撮影した写真を整理してみる。


 ↑ ヒノキの香る浴室。腰の石は諏訪地方特産の鉄平石。

板張りと石張りの接点には
銅板の水切り。
低い開口部からは豊かな植裁が見える。

思わず、長風呂したくなりそう。


 ↑ 無垢板に障子、左官の壁、すっきりとまとまってる。


 ↑ 障子を開けると、サッシの外側には格子建具。

なかなかのインパクト。
日射遮蔽効果に、プライバシーの確保。
更には防犯効果・・・
先人の知恵ってやつです。

かなり大型の格子建具ですが、
大型の戸車を使ってるので、
女性でも軽く開閉できる。

室内には構造体はもちろん、
床や天井、あらゆるところに木が見える。
外部には、生きてる木もたくさん。

室内の仕上げに木を多用すると、
場合によっては山小屋風になったり、
ちょっとゴツめの民家風になったりしちゃう。
いかに、すっきりと軽く見せるか、がポイント。

庭でも、建築でも、出来るだけスッキリと見せたい。
出先で、たまたまスッキリとシャープな納まりを
発見すると、思わずスケッチしたり、写真を
撮ったりしてしまう。
ま、お客さんが気付かないような、ほんとに
細かい部分だったりするのですが。

こういうのを、マニアックって言うのだろうか。


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