2010年7月12日月曜日

木育(もくいく)って?

ラジオを聴いてたら、木育の話をしてた。
木育って、簡単に言えば、木と触れ合う事を
積極的に育児に取り込むこと。

ある、保育園では積極的に園児に木登りを
させるらしい。
危険だからと、禁止せずに、木登りの体験から
危険を学ばせるっていう発想。
これも木育の一例。

北海道のある町では、地元でデザイン、製造された
机と椅子が教室に並ぶ。
椅子には、生徒の名前が刻印されてて、
卒業時にプレゼントされるらしい。


 ↑ ムク材 + オイルフィニッシュ。素敵だあ。

合板にスチールパイプってのが定番の生徒用机と椅子。

オリジナル家具は、おそらく、相当高価になるはずなのに。
本物の木の温かみを感じながら勉強できるなんて。

幼稚園や保育園、小学校なんかでも、
室内外に木を多く使った建築が増えつつある。
無垢板の床を裸足で歩く、みたいな。


 ↑ 厚さ30ミリの杉の床板。

住宅を考える時も、床にはムク材を使って、
柱や梁はなるべくアラワシにして、
木の香りが漂う生活を提案するようにしてる。
生活の器が変われば、生活の質、生活スタイル、
あるいは、性格まで変わるんじゃないかって思う。

子供の頃に、本物の木に触れ合う事。

これって、かなり、重要な事なんだと思う。
ま、木に限らず、土や植物や石なんかも。

そのうち、教科書がipadみたいな電子書籍に
なるんじゃないかって言われてるけど、
やっぱり、そこは、紙のままが良いんじゃないか。

紙=反エコ、みたいに思われてしまうけど、
教科書やノートは紙でしょ。


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