2010年7月10日土曜日

株元を彩る。

さわやかな一日。
久々の太陽。最高気温は30℃で暑かったけど、
何となくカラッとしてて、気持ちいい気候。
横浜の今日の最小湿度は52%。
なるほどね、やっぱり湿度の影響って
相当に大きい。

貴重な晴れ間を存分に使って、
今日は庭の仕上げ作業。


 ↑ 晴れると、コントラストが効いてパキっとした感じ。

建築の意匠との相乗効果で、
気持ちのよい空間になりました。


 ↑ エゴノキの木陰から。

主庭が、南側の道路から少し引っ込んでいるので、
アプローチの部分より先に、日陰になる。
そのお陰で、明と暗のコントラストが生まれる。

暗いところから明るい方を眺めると、
そこには奥行き感が。
奥行き感。とっても大切。


 ↑ シラサギカヤツリの可憐な姿。

湿地を好むこの植物。
日本的な風景にも良く合うけど、
原産は北米。

高木の足元は、マウンド上に起伏をつけて、
斜面に低木や草花を植え込む。

この微妙な起伏が、庭を自然に見せるための
大切な部分だと思う。

植物は、基本的には日本原産の種を選びたいけど、
現実問題、なかなか難しい。
草花は日本原産にはこだわらないで、
風景に溶け込みそうな、可憐な感じのものを中心に
選択してる。

ちなみに、湿地性の植物のなかには、
かなり、素敵なものが多い。
割と地味目だけど、懐かしい感じの、
日本的な植物。
睡蓮鉢とかをお持ちならば、睡蓮の他に
ちょっとした湿地性植物を仲間に入れてあげましょう。

明日からはまた雨。
また、図面作図の日々がはじまります。


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