2010年6月13日日曜日

夏を涼しくしたい。

朝から久々の少年サッカー。
ここのところ、なかなか参加できなかったので、
若干、バテ気味。
やっぱり、運動は継続しなきゃね。

ところで、暑い夏を出来るだけ機械に頼らずに、
なるべく快適に過ごすために、
そして、建物自体の耐久性を上げる為に、
やっぱり、軒の出は深くしたい。


 ↑ 昨日、上棟した家も深めの軒。

実際、敷地の制約が大きい都心部では、
建蔽率、容積率ギリギリまで建物を計画すると、
軒なんて、ほとんど出せないはず。
さすがに、隣地に軒が入ってしまうのはまずい。

なので、建物の大きさ、配置を考えるときに
軒の出についても考えながら
プランニングしたい。

軒が深く出せるってことは、
建物の周りにスペースが生まれる。
ってことは、そこに庭が作れる。
総合的に、いろんなメリットが生まれるわけです。


 ↑ 玄関の軒先。玄関は下屋になってる。

下屋になってる玄関。
玄関ポーチの上にも深い軒が。
雨の日に、とても役に立つ。

軒を深くする最大のメリットは、
夏の直射日光を遮って、
室内の温度上昇を抑制すること。
これだけで、冷房を使わなくて良い日が
確実に増えるはず。


 ↑ 屋根の中に入れる断熱材。

もちろん、断熱は重要。
断熱材の種類については、ちょっと置いておくとして
十分な性能の断熱材は絶対必要。
性能に見合った厚みをしっかり確保する。

屋根の材料は、ガルバリウム鋼板を使う事が多いんですが、
最近のガルバリウム鋼板は、遮熱性能が高い。
熱を、仕上げ材自体が、遮ってくれる。

仕上げ材に断熱材。軒の深さ。屋根内部の通気。

夏を涼しく過ごすためには、
まずは屋根から考えてみる。

ちなみに、軒が深い家が立ち並ぶと、
景観的にもとても良い事だと思ったりもしてます。


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