2011年1月7日金曜日

火の見ヤグラ萌え。

「工場萌え」

少し前にテレビで取り上げられて、
今でも写真集とかが出るほどの人気みたい。
東京湾沿いのコンビナート群は、
確かに、夜見ると人工的な造形が美しい。
今度、写真、撮りに行こうかなって思います。

他にも、送電線の鉄塔の写真を撮りためてる人や、
マンホールの蓋の写真をコレクションする人、
いろんな人がいます。

工場も鉄塔も、何となく写真を集めたくなる気持ちは
分かりますが、ちょっとスケールが大きすぎて。
アトリエタムロ的には、火の見ヤグラがツボです。


 ↑ 昔ながらのこんなやつです。

街全体を見渡す目的がある割りには、
適度なスケール感。
何よりも、現代っぽくない佇まいが素敵です。


 ↑ 決して、上に登りたいとは思いません。

なるほど、最上部の床はスノコ状になってるんだぁ。
メインの骨格も、細い部材を組み合わせて、
全体で強度を出してる。
シンプルな構造ほど美しいと思う。


 ↑ 多くの場合、消防団の詰所とセットになってる。

この、詰所もまた、面白い。
意外と、歴史的な建物もあったりして。
上の建物は、アトリエタムロの近所のもの。
かなり、古い木造建築です。

火の見ヤグラ、機会があったら探しに行きたい。
出来れば、地方の小さな集落にある、文字通り
街を見渡せるようなモノがいい。
きっと、火の見ヤグラ好きな人って、
結構いると思います。
建築や写真が好きな人とかに絶対いるはず。

で、ちょっと調べてみると、昨年、一冊の書籍が
鹿島出版会から出ていました。
(建築雑誌や建築関連書籍の代表的な出版社)
書籍のタイトルは「火の見櫓」
そのまんまです。
編者は「火の見櫓からまちづくりを考える会」

いやあ、まさしくドンピシャな会です。
出来れば、この会に入りたいくらい。

ちなみに、この本ですが、素晴らしい完成度。
ヤグラの構造については、構造デザインの世界で超有名な
TIS&PARTNERSの今川先生が執筆されてる。

火の見ヤグラに興味を持った方は、
ぜひ、ご一読下さい。


 ↑ こんな表紙です。シルエットが美しいです。鉄骨の。

書名:火の見櫓 -地域を見つめる安全遺産-
著者:火の見櫓からまちづくりを考える会 編
ISBN 9784306045460
発行:鹿島出版会


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