2015年3月17日火曜日

マルツウになる。

朝、現場に向かっていたら、
上からチラチラと白いものが降ってきた。
ユキヤナギの花びらみたい。
でも、まだ早いじゃん。時期が。

少し行ったら、道路の脇で焚き火。
なるほど、花びらじゃなくて
灰じゃんか。

でも、まわりに誰もいない。
バケツもないし、危ないなあ。

で、気づく。
村じゃ、道路の脇で焚き火なんて、
そこらじゅうでやってるから、
不思議に思わなかったけど、
ここは横浜の住宅街。
焚き火じゃないでしょ。

ってことは。火事。

一番近くのお宅、インターホンをプッシュ。
「あの、通りがかりの者ですが、
ゴミ置き場が燃えてるのですが、
水ありますか?」

水ありますかって。無いわけないよな。

消火作業開始。
消防にも通報。

たいした火事じゃありませんが。
って言っても、きっと、たくさん
来るんだろうね。消防車。


 ↑ 消火っ。1mくらいの炎だった。


 ↑ これくらいで済んでよかった。

で、サイレン近づいてくる。
何台も来るな、この音は。


 ↑ はい、たくさん来た。

警察と消防。10人以上。
何人いるんだ、いったい。


 ↑ 放火かタバコのどっちかです。


 ↑ お巡りさん、写メ撮る。

で、事情を聞かれる。
「わたくし、通報者です。」
警察と消防の人には、
マルツウって呼ばれてる。

そういえば、昔、戸塚駅で人身事故の
第一発見者になった時は、
マルモク、って呼ばれてたな。

消防の方に氏名、生年月日、連絡先、
そして、住所を聞かれる。

『ご近所の方ですか?』
「いやぁ、長野県の方から」
第一発見者、通報者、通りすがり、
横浜ナンバーの長野県民。

怪しい、絶対怪しい。

でも、さすがに怪しまれることなく、
事情を話し、お礼を言われて開放。

怖いっすね、放火だとしたら。
でも、朝から良いことしたね。

っていうか、あんなに燃えてるのに
誰も気づかないって。
住宅地の午前中。
意外と、ひと目がないのかね。

2 件のコメント :

  1. 伊勢原在住の1412015年3月18日 5:57

    大仕事、お疲れ様でしたm(_ _)m
    ちょっと思わぬ展開に、吹き出してしまいました。
    それどころじゃないですよね、怖い怖い。
    大事に至らず良かったです。

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  2. 伊勢原在住の141さん、こんばんは。
    いろいろありますな。
    ほんと、火事が大きくならなくて良かったです^^

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