信州の桜の名所って、
山全体が桜色ってよりも
一本の枝垂れ桜、とか、
そんなのが多い。
今日は割りと近所の旧中学校。
木造校舎が懐かしいね。
↑ 平屋の校舎と枝垂れ桜。
とてもいいんだけど、
やっぱり、学校には子供たちが
いて欲しいね。
閉校って、悲しいんです。かなり。
校舎の中も見学自由。
玄関を入ったところに分電盤。
↑ いいねえ、ガイシ引き配線。
↑ 廊下もいいねえ。
小学校の低学年までは
木造校舎だったな。
強風の日は、ガタガタとガラスが
鳴ったりしてさ。
真っ白な、新しいRC造の校舎もいいけど、
古い木造校舎で勉強出来て良かったな。
↑ 中庭。学ラン着た子供が遊んでたのかね。
ちなみに、この中学校、
昭和60年に閉校したみたいです。
子供の頃、通ってた横須賀の小学校、
木造校舎が壊されて、
RCの新校舎になったのが
多分昭和60年くらいだった。
全国的に木造校舎が無くなっていったのが、
きっと、そのくらいの年代なんだろね。
でもさ、やっぱりいいんですね。
木造の校舎って。
古いものを残すってのもいいけど、
新築の校舎を、木造でつくろうよ。
耐震や耐火、防火の性能だって、
今は、かなりレベル高い。
ま、無垢材ばかりって訳にはいかないから、
間伐材を集成材にして使うにしても。
少子化でさ、そんなにバカでかい校舎も
要らない訳だし、
うちの周りなんて、杉やヒノキが
もう、ものすごい量あるじゃん。
子供の少ない田舎に、巨大なRCの学校施設は
そろそろやめないかい。
建築家がちゃんとデザインした、
平屋のさあ、こじんまりした校舎にしようぜ。
地場産材使って。
文部科学省でも、木造校舎の指針づくりみたいな事、
昨年あたりにはじめてるらしい。
良いと思うなあ。
公共施設に木を使うのが、当たり前になってきた今。
↑ 内藤廣さんの、この駅みたいに。
木造校舎、普通じゃん、
って、そんな時代が来るといいな。
桜の花を見ながら、
そんな事考えちゃいました。
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