2014年4月12日土曜日

桜の名所で。

信州の桜の名所って、
山全体が桜色ってよりも
一本の枝垂れ桜、とか、
そんなのが多い。

今日は割りと近所の旧中学校。
木造校舎が懐かしいね。


 ↑ 平屋の校舎と枝垂れ桜。

とてもいいんだけど、
やっぱり、学校には子供たちが
いて欲しいね。
閉校って、悲しいんです。かなり。

校舎の中も見学自由。
玄関を入ったところに分電盤。


 ↑ いいねえ、ガイシ引き配線。


 ↑ 廊下もいいねえ。

小学校の低学年までは
木造校舎だったな。
強風の日は、ガタガタとガラスが
鳴ったりしてさ。

真っ白な、新しいRC造の校舎もいいけど、
古い木造校舎で勉強出来て良かったな。


 ↑ 中庭。学ラン着た子供が遊んでたのかね。

ちなみに、この中学校、
昭和60年に閉校したみたいです。

子供の頃、通ってた横須賀の小学校、
木造校舎が壊されて、
RCの新校舎になったのが
多分昭和60年くらいだった。

全国的に木造校舎が無くなっていったのが、
きっと、そのくらいの年代なんだろね。

でもさ、やっぱりいいんですね。
木造の校舎って。
古いものを残すってのもいいけど、
新築の校舎を、木造でつくろうよ。

耐震や耐火、防火の性能だって、
今は、かなりレベル高い。
ま、無垢材ばかりって訳にはいかないから、
間伐材を集成材にして使うにしても。

少子化でさ、そんなにバカでかい校舎も
要らない訳だし、
うちの周りなんて、杉やヒノキが
もう、ものすごい量あるじゃん。

子供の少ない田舎に、巨大なRCの学校施設は
そろそろやめないかい。

建築家がちゃんとデザインした、
平屋のさあ、こじんまりした校舎にしようぜ。
地場産材使って。

文部科学省でも、木造校舎の指針づくりみたいな事、
昨年あたりにはじめてるらしい。
良いと思うなあ。

公共施設に木を使うのが、当たり前になってきた今。


 ↑ 内藤廣さんの、この駅みたいに。

木造校舎、普通じゃん、
って、そんな時代が来るといいな。

桜の花を見ながら、
そんな事考えちゃいました。


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