古建築に触れる。

昨日訪れた、三渓園の鶴翔閣。
せっかく写真を撮ってきたので、
少しだけご紹介しましょう。

庭園の写真に建築の写真、
以前のフィルムカメラだったら、いったい
何本のフィルムを使ってるんだろ。

　↑　古い建具には歪んだガラスがよく似合う。

今の世の中、歪みのないフロートガラスは当たり前。
でも、かつては平滑じゃないガラス越しに、
庭の風景が歪んで見えてた。
新しいアルミサッシには似合わないけど、
木製建具に歪んだガラス、
実にいいです。温かいです。　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　↑　大型のシンクと作業台。

木製の本体に、銅板のシンクが埋めこんである。
光と影が美しいです。
昔は、室内の照度は不十分だったはず。
けど、現在のようにシーリングライトで
部屋全体が満遍なく明るいっていうよりも、
情緒的です。

　↑　廊下の途中に、突然 蔵の入口。

相当な厚さの扉。
かなりの迫力です。

　↑　縁側の天井。どの天井もそれぞれ違う意匠。

天井も、建具も、細かい細工がしてあって、
思わず手を触れてみたくなる。

　↑　鶴翔閣の全景。空が真っ青で素晴らしい。

時間の制約上、あまりじっくり見れなかったので、
次回はもう少しのんびりと。
他の建築物も見てこなきゃ。


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