景観について議論する。

午前中、葉山の現場にて木製フェンスの
仕上げを行ない、更に樹木を移植して、
無事完了。
庭と建物に違和感なく溶けこんで、
とっても良い感じになりました。

残念ながら、デジカメを忘れてしまったので、
画像はありませんが。


そして、午後は初の審議会出席。
横須賀の景観についての審議。
始めに、委員になる辞令、的なものを受取る。
そういえば、今まで、辞令なんてもらった事なかったな。
更に委員長選出とか儀礼的な話があって、
本日の議事。

一つめは、景観重要樹木の指定について。
景観重要樹木。その名の通り、
景観上、重要となる樹木を指定して、
これを大切にしましょう、って話。
景観法の第28条に記載されてる。

　↑　既に指定されてる市内の小学校のクスノキ。

これまで指定されてる樹木は、全て、市内の小中学校の樹木。
今後もそんな流れで進むみたいです。

　↑　市で出してるパンフレット。指定された樹木と候補になった樹木。

全部学校の木。
え、そういうもんなのか？景観上重要な樹木って。
お寺や神社、公園に道路。きっと、様々なところに
たくさんあるはず。

そして挙手。これは発言しない訳にはいかないでしょ。
市民代表、初の発言。
意見はいっぱいあったけど、場の空気も読みつつ、
熱く語ってみた。

二つめの議事は、屋外広告物条例の改正について。
屋外広告物、要は看板類の話。
これも、景観を考える上で重要な事項。
もちろん、この件でも発言をしてみたものの、
この条例によって、街中の広告物が
うまくコントロール出来るのか。かなりの疑問が残る。

2時間程度の審議会。
第一回目の感想としては、「物足りない」の一言に尽きる。
当然、決められた時間内に進行しなければならないので、
熱い議論を取り交わす余裕はないものの、
あまりにあっけ無く終わってしまったので。

更に残念なのは、この審議会は一般市民の傍聴が
可能なのにも関わらず、傍聴者はゼロ。
ま、自分も傍聴したことは無かったけど、
景観について、市民がもっともっと意見を出し、
真剣に考える事が大切だと思ったのです。

で、その為には啓発活動が必要。
具体的な手法は、まだはっきり浮かばないものの、
任期中は、このあたりをじっくり考えてみたいです。
でも、言いだしっぺに役割が回ってきちゃうと
困るかも、なんて思ったりもしています。


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