苔むした露地に打ち水が打たれた飛び石。
躙り口から一歩中へ踏み入ると
絶妙な薄暗さで、凛とした茶室の空間。
僕らが思い浮かべる茶室って、
だいたいこんなイメージ。
日本の文化って、やっぱり素晴らしいって
あらためて思ってしまう。
ただ、あの人の茶室はちょっと風情が違う。
↑ 長野県茅野市の高過庵。
見た瞬間、何故か笑みがこぼれちゃう。
ツリーハウスってやつともちょっと違う。
超不安定な茶室。
藤森先生の作品は、どれもが
見る人をちょっと楽しげな気持ちにさせてくれる。
例えば、外壁をジーッと見るだけでも
クスっと笑ってしまう。
つい最近、以前勤めてた、設計事務所の
先輩から画像が送られてきた。
↑ 「空飛ぶ泥舟」(茅野市美術館)
これも、茶室。
高過庵よりも揺れないらしい。
ブランブラン揺れそうにみえるけど。
今、茅野市美術館では、藤森先生の展覧会を
開催中らしい。
しまった、今月も長野に行ったのに、
茅野には行かなかった。
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2010/0724/index.htm
↑ 展覧会の詳細はこちら。
ちなみに、明日は長野県諏訪地域ゆかりの建築家、
伊東豊雄さんと藤森先生のトークセッションが
開催されるみたいです。
伊東さんと、藤森さん。
とっても仲がよろしいようで。
きっと、会場は笑いが絶えないんだろうな。
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