2010年7月16日金曜日

2000Kの世界。

ここのところ、すっかりと生活のペースが
設計屋っぽくなってしまってる。
造園屋は基本的に早寝早起き。
設計の作業は、なかなか終わりがないので、
ずーっとやり続けて、気がついたらカラスが鳴き始めるって感じ。

ま、仕方ないか。夜中は意外と作業に集中出来るので。
本当は、早起きしてやれば良いんですが。

ところで、近所の商店街で灯ろう祭りってのをやってた。
各店舗で手づくりの灯ろうをつくって、
道に並べてる。


 ↑ ダンボール製の手づくり灯ろう。

いつもは人通りの少ない商店街も、
今日は浴衣を着た子供達で賑わってる。
ロウソクに火を灯すだけで、人って集まるんだな。
子供達は、食べ物目的かも知れないけど。


 ↑ 手づくりの灯ろう、なかなかかわいい。

光の色を表現するもので、色温度ってのがある。
単位はK(ケルビン)。
車が好きな人は、ヘッドライトのバルブを思い出すと、
パッケージには5000Kとか7000Kとか色温度が表記されてる。

色温度はその数字が大きくなるほど、
青白い感じに、小さいほど赤っぽくなる。
ロウソクの色温度はおよそ2000K。
ちなみに、蛍光灯は4000~6000Kくらい。(電球色以外)

どっちかといえば、世の中、色温度が高い照明が多い。
車のヘッドライトも近頃はHID化されて、白~青白を
よく見かける。

でもねえ、特に室内の照明や庭を演出する照明は、
低い色温度の電球を選びたい。
究極はロウソクの照明なんて、良いけど、
さすがに、現実的じゃないし。

色温度もそうだけど、ロウソクの場合は、
あの、炎が揺れる感じもいいんだよなあ。


 ↑ すっかり夏。空の青さがきれいだったので。

灯ろう祭り、なかなか素敵だった。
残念なのは、商店の照明の多くが蛍光灯の昼光色で、
せっかくの温かみあるロウソクの色が、
蛍光灯の青白い光に、負けてる感じがして。

いや、でも、こういうイベントで商店街に人を呼ぶってのは
とっても良いと、思ったのです。



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