イラスト(建物のスケッチとか)なんかを依頼される事があります。
この絵は、ある老舗醤油屋さんから依頼のあったパンフレットの絵。
製図用のペンで描いた下絵に、透明水彩を軽くのせています。
植物をもっとリアルに描き込みたいところですが、
メインの建物が沈んでしまうので、ラフに描いています。
こんな感じも好きです。
図面として描く立面図なんかとは、全然違い、こっちは完全に絵ですね。
建築の立面図や庭のスケッチなんかももちろん描きますが、
やっぱりそれは絵ではなく、図面なんです。
設計とは違った面白さがそこにはあります。
ちなみに、これは透明水彩のパレット。絵の具はチューブから出してパレットの上で乾かします。なので、どこかにスケッチに行くときも、
パレットがあれば、絵の具は持ち歩きません。
このパレットは18年もの。金属製です。
絵の具も、18年ものが多くあります。
色の並びは完全に覚えてしまったので、他のパレットは使いにくいだろうな。
これは水彩の筆。赤いほうは、ナムラ製の25年もの。当時800円くらい。まだ、子供の頃、図工の先生が生徒達に、これを買って来いと。
普通の筆は100円くらいなのに、約8倍の金額。
文房具屋ではなく、画材店に買いに行った記憶が。
でも、25年たった今も、こうして現役バリバリで使えるんだから。
道具はいいものを選びたいものです。
黒い筆は1年未満もの。実は、昨年、友達からプレゼントされた一品。
フランスのラファエル社製。毛はコリンスキーというイタチ科の動物。
これが、半端じゃなく使いやすい。
水の含みや、筆のしなやかさが素晴らしい。
高校時代に、絵描き友達がラファエルの筆を持っていて、
いつかは欲しいな、って思っていました。
買えばいいじゃん、とお思いでしょうが、高校生には手が届きません。
この小さい筆、普通の筆が100円なら、その100倍以上の価格。
でも、この使いやすさは感動です。
今年、もう一本欲しいな。自分の仕事を支える、大切な道具ですから。


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