2009年9月30日水曜日

鉛色の海

鉛色の空とか、鉛色の海とかって表現がよくあるけど、
鉛色っていったいどんな色?

何となく濃い目のグレーかなってイメージはあります。
実際、鉛色は日本の伝統色の中の一つで、
C(シアン)2%、M(マゼンタ)1%、Y(イエロー)0%、K(ブラック)51%で
印刷すると出てくる色とされています。
ま、想像通り、濃い目のグレー。

ちなみに、シアンとマゼンタを0%、ブラック51%にすると、灰色。
鉛色は、ほんの少し色味のある灰色って訳です。


 ↑ 今日の横須賀本港。鉛色より若干明るい海。
南極観測船「しらせ」(新)が停泊。
おなじみの風景です。
ど派手なオレンジ色が鉛色の風景の中で目立ちます。
南極に行ったら、このくらい目立たないとダメなんでしょうね。

 ↑ こっちは、米海軍側。

潜水艦がニョキっと顔を出してます。
艦船の色も鉛色に近い。


日本の伝統色は、グッとくるような素敵な名前が多い。
利休茶(りきゅうちゃ)とか、勿忘草色(わすれなぐさいろ)とか、
天色(あまいろ)なんてのもあります。

↑ ここのサイトに、日本の伝統色が見やすくでてます。

ちなみに、建築の塗装なんかでは、多くの場合、
日本塗料工業会(日塗工)の色見本の中から、
番号で色を指定します。

今日は、鉛色の海を見たので、色のお話でした。

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2009年9月29日火曜日

もう泊まれないホテルの話

去年の夏に伊豆の一碧湖にある「一碧湖ホテル」に宿泊。
プールがあって、こじんまりじた中庭があって、
客室はある程度広くて。
ちょっとしたリゾートホテル気分を味わえる。

規模がそれほど大きくないので、何となく落ち着きがあって、
家族で出かけるには良いなあ、って思ってました。


前回宿泊したときに、今度は秋に来て見よう、って
話をしていたのを思い出し、何気なくホテルのHPを見ると、
「閉館のお知らせ」が。

残念ですね。昨日のデニーズ逗子店もそうですが、
残っていて欲しいお店やホテルって、何故か無くなってしまう。


 ↑ これは、北海道の小樽にある旧小樽ホテル。

かつて、大学の授業で、旧拓殖銀行の建物を、
建築家ナイジェル・コーツの設計でリノベーションしたという
「小樽ホテル」のスライドを見た。

どうしても一度泊まってみたい。
高額の宿泊料をバイトで稼ぎ、緊張しながらホテルへ。
世界の港をモチーフにした室内は、
貧乏大学生にとっては未知の世界。

銀行時代の大きなホールは、レストラン。
カウンターがあったところには、長い長い水槽。

寝るのがもったいない、なんて思いながら過ごした記憶が。

「小樽ホテル」は、ずいぶん前に閉館し、美術館になったり、
ホテルに戻ったりしているみたい。
でも、あの当時の「小樽ホテル」は、もう泊まれない。

それにしても、宿泊料が高かった。
いまだに、「小樽ホテル」より高いホテルに泊まった事がありません。

素敵な思い出です。



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2009年9月28日月曜日

ベランダの小さな緑

珍しく、ちょっと早い時間の更新です。

蒔いて3日目のベビーリーフ(お子様向け)。
ほとんどが発芽しました。
アブラナ科っぽいフタ葉。何種類かの野菜がミックスされています。


それにしても、蒔き過ぎじゃないの?
まあ、小さなうちに収穫しちゃうので、これでいいのかも知れないけど。


 ↑ これは、ほっといたらグングン伸びてきた「カタバミ」
雑草として、庭にあったら抜かれちゃう存在だけど、
黄色い花はなかなかかわいいのです。
一応、これも育てています。今は、花が終わったところから、
種が出来て、バシバシはじけ飛んでいます。


 ↑ で、この野薔薇みたいな花は、バラ科のワイルドストロベリー。
これは、ほんとに強い。
地植えすると、あっという間にランナーが伸びて、
グランドカバーになっちゃいます。


ところで、逗子のデニーズが今日の夜で閉店するみたいですね。
逗子海岸の一番葉山寄り、渚橋の近くにあるデニーズ。
あのロケーションで、いつも混雑してたのに。
土地の賃貸契約が満了する為、みたいですが、残念です。

ただ、私は葉山の森戸にあるデニーズの方が
馴染みがあります。
逗子に比べて、ひっそりしてるし、景色も抜群に良い。
こちらは、これからも残って欲しいですね。


逗子のデニーズがオープンした頃は、まだ、ファミレスに
行くこと自体、ちょっとしたイベント気分でした。
滅多に行けないファミレスで、クリームソーダとかを
飲んでいました。

デニーズ逗子店が無くなった後、新しく営業する店舗は
まだ未定みたいですが、どうか、景観に配慮して、
しっとり、落ち着いて、ぎらぎらと明るくない、
そんなお店にして頂きたい。


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2009年9月27日日曜日

しっとりと、音楽のお話

今日は、造園ではなく建築の打合せ。

大好きな造園の仕事と、建築の仕事を両方出来る喜び。
この二つは切っても切れない関係です。
当然、出来る仕事の量には限界があるし、
二兎を追うものは・・・状態になってはなりません。

で、本日の打合せ。
1/100の平面図を見ながら、各部位の説明や、
空間的なイメージを伝えていきます。
図面だけでは分からない部分は、実例の写真やスケッチを使います。

とても、アナログチックなプレゼンテーション。
CGを駆使して、あたかもその空間に入り込んだような、
実際に建物の中を歩いているような、3次元のプレゼンは
出来ません。というか、やりません。

苦手なのです。

手間はかかるけど、手作業で作成する図面やスケッチ、模型の方が
設計者の想いをうまく表現出来るんじゃないかと、信じています。


今日は、道路が比較的すいてた。
気分的にRC SUCCESSIONな感じだったので、
RCのシングルマンというアルバムを聞きながらの運転。

このアルバム、明るいか暗いかと言えば、暗い。
でも、しっとりした気持ちになれます。
代表曲「スローバラード」も、この中に入っています。

秋だし、ボチボチ、音楽活動もしたい。
初めて組んだバンドは、高校2年の時。
文化祭で演奏する為につくられたバンド。
横須賀の練習スタジオで、まじめに練習しました。
ヘタでしたが。

スタジオの受付は、現ELTのギタリスト、伊藤さん。
無口だけど、やさしいおにいさんだった。
いつも、カウンターの中で、赤いストラトキャスターを
弾いていましたね。


 ↑ これは、商売道具のスティック。(一般名称:タイコのバチ)
いろんな種類がありますが、高校時代からずっと、
Pearlの104H(ファンキー末吉モデル)を使っています。
たまに、違うものを買う事もあるけど、どうも手に馴染まい。

ちなみに、スティックは1組1000円以上します。
一回の練習で、何本か折れます。結構、大変なんです。
  
 ↑ これは、ペダル。右足で踏んでバスドラムを鳴らします。

もう、15年以上、ヘタしたら20年近く前に購入。
ペダルも、スタジオに備え付けのものは使わず、
これを持ち込みます。うまい人は、どんなペダルでも
順応出来るんでしょうが。

さあ、スタジオに行こう。芸術の秋です。

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2009年9月26日土曜日

図面力

今日も日中は27℃を越えて、まだまだ暑い。
25℃以上なので「夏日」って事になるんでしょうか。

この暑さの為か、早くも「ベビーリーフ」の芽が
ずいぶんと出てきました。




間引きをしながら、サラダにして食べちゃいます。
ちなみに、用土は赤玉土をベースに、バーミキュライトと腐葉土のブレンド。

プランター栽培の極々一般的な配合です。




娘が作った札には、「はっぱのおやさい」って書かれています。
まさに、はっぱのおやさい。
あと、数週間で早くも収穫です。


 ↑ 現在、設計中の住宅の一部分です。

「図面力」って言葉があるかどうかは知りませんが、
手描きの図面でも、CADの図面でも、じっくり見てみると
設計者がどの程度考え、何を伝えたいかってことが分かる気がします。

ある、建築家の住宅図面を見たときに、
所詮は二次元の世界である図面なのに、
何だか吸い込まれるような気分になったことがあります。
洗練されたデザインと明確なプラン、考え抜かれたディテール。
もちろん、その点は素晴らしい。

ただ、それ以上に、図面に力があるって言うか、
見るものを圧倒する要素があったような気がします。

図面は建築物を作る為の一つの情報伝達ツールですので、
完成した建築物が魅力的かどうかが全てなのですが、
力のある図面、やっぱり心掛けたいなあ、と。

最近はその姿を見る事も滅多になくなった製図道具で、
烏口(からすぐち)っていうのがあります。
昔ながらのインキングの道具。
今でも使っている人がいるだろうか。

烏口で描いた線は、ものすごく美しい。
以前、坂倉準三展で見た図面は、多分、烏口を使ってる。
時代に逆行した古い道具もいいもんです。

ちなみに、烏口がいったいどんなものか知りたい方は、
ウィキペディアあたりで調べて見てください。

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2009年9月25日金曜日

さて、どの野菜にするか。

シロバナのヒガンバナです。
ひっそりと、大きな庭の隅っこで咲いています。

これはこれできれいです。
毒々しくないし、軽やかな感じがして。
でも、ヒガンバナだと思うと、やっぱり赤がいいなあ。



その植物がもつ、印象的な色。
スイカは黄色より赤の方がうまそうだし、
ヤマブキは黄色が似合うし、
藤はやっぱり藤色。

他人と違うことは大好きだけど、それとこれとは別の話。

 ↑  お客様のお宅にある畑。

シュンギクかなあ、芽がきれいに並んでます。


娘に一つだけ好きな種を買ってあげる、って言ったら、
彼女は考えに考え抜き、「ベビーリーフ(お子様向け)」ってのを
選びました。

ベビーリーフは、レタスや小松菜なんかを、小さいうちに食べちゃおう、
っていうあれです。
最近、スーパーでもたくさん売ってます。

じゃあ、お子様向けって一体何?
主婦向けとか、おじいちゃん向けとかあるのでしょうか。

結局は、苦味やクセの少ない、子供でも食べてる味の葉っぱ、
って事でした。

早速、種を蒔き、芽が出るのを待ちます。
何故か、野菜の種が好きなうちの娘。
うーん、親父に似ちゃったね。そのうち、「趣味の園芸」を買って欲しい、
とか言い出すのかな。


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2009年9月24日木曜日

テクスチャー付コンクリート平板

今日はなかなか暑かった。
でも、通り抜ける風が、爽やかで、気持ちいい。

一日、葉山のお客様の所で作業。
空が青くて、透き通ってる。

 ↓ 田んぼの様子。もうじき収穫の時期です。


鳥に狙われないと、良いんですが。

うーん、空が高い。
ヤマモミジも、ぼちぼち秋の支度でしょうか。


今日の作業は、コンクリート平板の加工。
滑り止めの溝をひたすら彫りました。
手は硬直。ディスクグラインダーを1時間もやると、
徐々に手の感覚がなくなる。

ただ、ひたすら溝を入れていきます。
始めはコンクリート切断用のダイアモンドカッターで筋を入れて、
次にV溝加工用のホイールで溝をつくります。


ん、なんか素敵。
コンクリート平板の素朴な感じもよいですが、
溝を入れるとグッと引き締まる気がします。
でも、ちょっと大変。大量生産は難しいかも。

「テクスチャー付コンクリート平板」

溝のピッチがちょっとずれてたりして、
手作業の良さを感じます。

手が変な感じ。握力が減少中です。

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2009年9月23日水曜日

秋のシルバーウィーク終了

大手企業に勤務する私の友人は、12連休なんて
言っていましたが、8月にたくさん休んで、
9月もそんなに休んだら、仕事にならないんじゃないかなあ、
なんて、ちょっと心配になります。

秋の連休、相変わらず高速道路は渋滞です。
高速料金1,000円均一の影響も相当なもんでしょう。


ここにきて、高速無料化を反対する声が大きくなっています。
段階的に実施するっていう表現も、何となく曖昧ですが、
急に世論の反対意見が大きくなるっていうのも、
何だか非常に違和感を感じます。




 ↑ 今日の久里浜港です。東京湾フェリーに火力発電所、
奥には房総半島がくっきり見えました。

東京湾フェリーは、高速無料化になった場合、深刻な打撃を受けると
言われています。土日1,000円の今でさえ、利用者が減っているみたい。


当然、公共交通機関の利用者は減少すると思います。
更には、自家用車の利用が増えることで、環境へのインパクトが
増えると言われています。(CO2排出量とか)


ただ、高速道路土日1,000円になった時は、あまりそういう議論が
無かった気がします。何だか、急にそんな話になってる気がして。


やはり、日本の高速道路は通行料が高すぎます。
いつも利用する横横道路なんて、20kmちょっとで900円。
何とかして欲しいと思うのです。

首相は、日本国内の温室効果ガス排出量を25%削減すると、
各国首脳を前にして、言っちゃいました。
とにかく、前進するしかありません。
高速無料化が、どういう影響を及ぼすか、それぞれがいろんな
事を言っているので分かりませんが、
本当の所、かなり具体的で信用性のある試算があるはず。
じっくり論議して、シュミレーションして、実行して頂きたい。

ちょっと、まとまりがない文章になってしまいました。

今日は、暑かったですね。横浜の最高気温27.1℃。
明日は、外作業なので、もう少し過ごしやすいといいなあ。

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2009年9月22日火曜日

枕木の話

料理の秋です。秋から冬にかけて、料理をするのが楽しい季節。
今日は、何故かグラタンが急に食べたくなって、
娘と二人でマカロニグラタンを作ってみた。

まずは、ベシャメルソースづくりから。
焦がさないように注意して、必死で木ベラを使う娘。
マカロニや、玉ねぎや鶏肉を入れたオーソドックスな
マカロニグラタン完成。

自分で作ったグラタンに、大満足してました。


で、今日は枕木の話。


近くのJRの駅に隣接した駐車場で、枕木のフェンスを発見。
前はどこにでもあった枕木フェンス。
最近は、段々数が少なくなってきました。

何故なら、今じゃあ枕木はほとんどがコンクリート製。
もう、風前の灯火なのです。

でも、枕木って味があります。
かつては、廃棄する枕木を格安で売ってくれたりしていましたが、
今はJRが売ってくれる事もないようです。
それに、防腐剤のクレオソート油が染み込んでいる枕木は、
基本的に、個人への販売が出来なくなっています。



横浜市内のお宅で使った駐車スペースの枕木。
これは、オーストラリア産。
めちゃくちゃ重い。レッドガムというユーカリに近い樹種。
オーストラリアの枕木は、防腐剤を使っていないので臭くない。

八ヶ岳倶楽部の柳生真吾さんは、枕木で小屋とかを作っちゃってます。
一度、見に行こうと思っていますが、あの重い木で、よく作ったなあ。
切るのも運ぶのも大変なのに。

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2009年9月21日月曜日

連休真っ只中

ようやく、耳に馴染んできたシルバーウィーク。
今日も、渋滞してましたね。
横横も、保土ヶ谷バイパスも、16号線も。
みなさん、どちらへ向かうのですか?

そんな中、今日は住宅の打合せ。
さあ、これからバンバン図面を描かなければ。

で、打合せの帰り道、とある公園に立ち寄りました。

 ↑ どこからともなく例の香りが。金木犀って、この時期になると
抜群な存在感を示します。

金木犀をトイレの匂いと間違えてる子供が多いって、
どこかで聞いた事がありますが、ひどい話です。
さすがに、最近のトイレ、金木犀の香りって少ないですが。


 ↑ 芝生の広場です。まさに、谷戸に作られた公園。
なかなかいい風情。
しかも、清掃が行き届いているか、市民がきれいに使っているのか、
ゴミが落ちてない。それだけでも素晴らしい。
それ自体は、当たり前なんですが。


 ↑ 沼+湿地もちゃんとあります。

いいですね、子供だったらザリガニとか捕まえるんだろうな。
昔はどこにでもあった風景。
この水の濁り具合がまたいい。

ベランダや庭に配置する小さなビオトープも、
こんな感じの沼をスケールダウンして、
動植物にとって安住の地となるように作ってみたいです。

金魚とか、錦鯉とか、アメリカザリガニとか、ブルーギルとかは
放流しちゃダメですよ。


 ↑ 最後に、昨日も登場したヒガンバナ。

ちょうど、雑木林の縁辺部に咲いてたもの。
奥が、暗い林なので、花の鮮やかな赤色が、ぐっと際立ちます。

かつての谷戸の風景を感じることができる公園。
横浜市内にあります。
横浜市内には、割と大きな、多自然型公園?が多く存在します。

当然、周囲は大手私鉄系の会社が開発した住宅地が広がりますが、
公園内はそうした住宅地の風景を忘れちゃうような静けさ。

うーん、やっぱり谷戸だよなぁ。
谷戸に、小川に、沼に、田んぼ。そして鎮守の森。
決して、自分の中の原風景ではないはずですが、
グッときます。好きです。


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2009年9月20日日曜日

秋探し

初夏にやった「夏探し」につづいて、
今日は子供二人と家の周りの「秋探し」をして見ました。

ちょっと、天気が良すぎて若干暑かったですが。
夕方には、スゥーっと涼しい風が駆け抜けます。

 ↓ さっそく、燃えるような赤い色の彼岸花。


何とも、芸術的な形をしてます。
田舎道の土手に群生する彼岸花とか、きれいなんでしょうね。
ここには、数株が精一杯咲いています。

 ↑ 娘が探した栗の実。
まだまだ、収穫の秋は遠い感じですが、
ばっちり、「秋探し」のツボをおさえてます。

小2にもなると、その季節の らしさ みたいなものが
分かってくるのでしょうか。


 ↑ コムラサキは、もうたくさん紫の実をつけています。
1歳の息子は、この実がとても気になる様子。
ブドウと間違えてたりして。


 ↑ シコンノボタンは、もうボチボチ終わり。
近くで見ると、やっぱりきれいな色です。
娘が、一所懸命この花をスケッチしています。


今日も日が暮れました。昨日は、雲が多かったせいか、
夕焼け空がすごいきれいだった。
今日は、雲がないおかげで、夕焼けはいまいちか。

横浜の最低気温は、もう20℃を下回っています。
ちなみに、旭川では今日の最低気温、6.7℃。
北海道は、短い秋があっという間に過ぎ去ります。

そろそろ鍋とか、おでんが恋しい季節。
超簡単で、バリエーションの多い鍋料理。
白菜の値段、下がるといいなあ。



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2009年9月19日土曜日

秋蒔き野菜

秋晴れのすっきりした青空を期待してるのに、
今日も曇天&強風。
まっ、でも明日は天気良さそう。

9月の連休が始まりました。高速は混んでるみたい。
うちは、連休とか関係ありませんが、道が混むので
あまり、ありがたくない。

ところで、連休は是非、秋の庭づくりをしましょう。
うちでは、今年の夏最後の夏野菜、ピーマンを
収穫して、ひとまず野菜づくり終了。
これからは、秋蒔き野菜。


野菜の苗が店頭に出ていますが、出来れば種から始めたい。
苗から育てるのは楽ですが、種から育てた方が断然楽しいし、
収穫の喜びも倍増。
 ↑ こんな感じでポットに種まき。水を切らせないように。
しっかり本葉が出たら畑やコンテナに移します。

アトリエタムロのHPで、ベランダ畑やベランダガーデンの話を
少しだけ作りましたので、見てみてください。
http://at-tamuro.hp.infoseek.co.jp/




 ↑ これは、水鉢を使ったポケットビオトープのイメージ。

こういうのも楽しいです。ベランダにも置けるし。
これから、冬にかけては少し寂しい感じになりますが、
水のある風景は、やっぱりいいもんです。

ところで、水草の代名詞的な存在のホテイアオイ。
誰もが一度は見たことある、あの浮き草。

埼玉県行田市の水城公園で、今、ホテイアオイの花が最盛期。

まだ、見に行ったことがないけど、すごいですね。


行ってみたいけど、ちょっと遠い。
連休中はまだまだ見頃みたいなので、是非。


ふと、外を見たら、まさに夕日が沈む瞬間でした。
天気悪かったけど、最後にきれいな風景が見れました。
明日は期待できそう。


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2009年9月18日金曜日

がんばれる理由

涼しい、っていうかちょっと寒いくらい。
来ましたねえ、本格的な秋が。
でも、天気がいまいちで、気分が盛り上がりません。

桜の葉も、徐々に秋色。
空が曇っているので、きれいに見えない。


ところで、さきほど、とあるお店の駐車場から、
外を何気なく見ていると、
視界に怪しい物体が。

そうです、コンビニの駐車場で信号無視の車両を
監視する白いバイク。

うーん、これなら絶対気づかない。

まさしくワナです。

ジーっと交差点を見ているお巡りさん。
そして、お巡りさんを見る、わたし。
ま、交通ルールを守れば捕まりませんから。

で、本日の本題。

今日、横浜のお客様からうれしいメールが届いたので
ちょっとだけお話しましょう。

今年の冬に新居に移られ、春にはお庭の工事をさせて頂いたお客様。
今年はそれほど暑い日が続かなかったけど、エアコンなしで
涼しく快適に暮らせたってことと、
お庭の感じも、とても良かったと、お褒め頂きました。

住宅の設計からお庭の設計施工まで、
こちらこそ、ありがとうございました。

ほんとに良かったなぁって思います。お客様に喜んで頂くために
私たちは、頑張れるのです。つくづくそう感じます。

建物の快適さは、人それぞれ。涼しさの尺度も違います。
極力、機械に頼らずに快適に暮らすにはどうするか。
例えば断熱性能にしても、プランニングにしても、
断面計画にしても、素材にしても、全てが快適な空間を
生み出すことに対して、重要な要素になります。

家を建てるのに、様々な会社の展示場を巡り、
それぞれの営業の方からいろんな話を聞き、
いったい、何が真実で誰を信じれば良いのか分からなくなってしまう。

疑心暗鬼になるのは良くないと思いますが、
住宅会社にしても、設計事務所にしても、そこの人間が、
どれだけ真剣に仕事をしているか、
知識ばかりを武器に話をしていないか、
そして、本当に信頼できるだけの力をもっているか。

真剣に話をしているうちに、きっと分かるはず。

アトリエタムロも、もっともっと精進しなきゃいけません。

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2009年9月17日木曜日

椅子の話

今日、NHK教育テレビの小学生向け番組で、
三面図の話をしていました。
小学生に三面図?ちょっと気になったので見ていると、
椅子の三面図を描いてるおじさんが登場。

椅子と言えばこの方。
私が通っていた大学の教授、織田先生。
教育テレビにまで出演されてるとは。

椅子のコレクターとしては、おそらく日本一。
椅子と言っても普通の椅子じゃなくて、
世界的に評価されている超有名な椅子ばかり。

建築やデザインの教科書に出てくるような椅子。

やはり椅子コレクターとして有名だった建築家の宮脇檀先生が、
生前、「あなたには勝てないから、椅子集めをやめる」
っておっしゃったそうです。


 ↑ これは、我が母校の椅子展示室。

さすが、家具の街「旭川」のデザイン系大学だけあって、
かなりの品揃え。織田先生のコレクションは、
こんなもんじゃありませんが。



 ↑ で、これは、超有名なウェグナーのYチェア。
住宅関連の雑誌には、必ず登場するあの椅子。

先ほどの織田先生が、「ハンス・ウェグナーの椅子100」という
本を出されていますが、ウェグナーの椅子は、
発売から半世紀以上経った今でも、全く古く感じない。

ソープフィニッシュの本体は、使ううちに徐々に味が出るし、
座面のペーパーコードはもちろん張替え可能。
1脚・¥80000の価値は絶対にあります。
4脚揃えると、恐ろしいことになりますが。

椅子は奥が深い。

何かの本で読んだことがあるんですが、
人間工学的に良くない椅子(安物の椅子)で、
一時間仕事をすると、そのうち、5分は
椅子が原因で時間をロスするそうです。

一日8時間で40分、週5日で200分。一年だと・・・

要は、値段が高い椅子でも、すぐに元が取れるので
良い椅子を買いなさい、って内容。
うーん、なるほど。

余談ですが、国内の某有名オフィス家具メーカー、
オカ○ラ製作所の事務用チェア。
ちょっといいものだと、定価でウェグナーのYチェアと
同じくらい高いです。
でも、実際に結構いいです。さすが、大手メーカー。
椅子によって、疲れ方が確実に違います。
作りもしっかりしています。

学生時代に、これまたアルバイトで、
オカ○ラ製作所に行っていました。
実際に作っていたので分かっちゃうんです。

価格が安いか高いか、これを判断する尺度は
人それぞれですが、椅子を買うときはケチっちゃいかん。
心から、そう思うのです。

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