鉛色っていったいどんな色?
何となく濃い目のグレーかなってイメージはあります。
実際、鉛色は日本の伝統色の中の一つで、
C(シアン)2%、M(マゼンタ)1%、Y(イエロー)0%、K(ブラック)51%で
印刷すると出てくる色とされています。
ま、想像通り、濃い目のグレー。
ちなみに、シアンとマゼンタを0%、ブラック51%にすると、灰色。
鉛色は、ほんの少し色味のある灰色って訳です。
↑ 今日の横須賀本港。鉛色より若干明るい海。
南極観測船「しらせ」(新)が停泊。
おなじみの風景です。
ど派手なオレンジ色が鉛色の風景の中で目立ちます。
南極に行ったら、このくらい目立たないとダメなんでしょうね。
↑ こっちは、米海軍側。
潜水艦がニョキっと顔を出してます。
艦船の色も鉛色に近い。
日本の伝統色は、グッとくるような素敵な名前が多い。
利休茶(りきゅうちゃ)とか、勿忘草色(わすれなぐさいろ)とか、
天色(あまいろ)なんてのもあります。
↑ ここのサイトに、日本の伝統色が見やすくでてます。
ちなみに、建築の塗装なんかでは、多くの場合、
日本塗料工業会(日塗工)の色見本の中から、
番号で色を指定します。
今日は、鉛色の海を見たので、色のお話でした。
↓ もしよかったら、応援の1クリックお願いします。